ジモト企業を直に目にしてきた名大社の目線から、みなさんに知ってもらいたい企業の魅力を語ります。

軸付砥石の国内マーケットについて圧倒的なシェアを誇るエフエスケー。きっと学生のみなさんにとって、これまでは縁遠い業界でしょう。けれど、だからこそ就職活動のチャンスに出会ってもらいたい！知るほどに奥深く、私たちの暮らしにおいて重要な役目を果たしている軸付砥石。その製造現場は、確かな技術を身につけながら自分のアイデアを形にできる、ものづくりの醍醐味に満ちた場所です。

世界が認める品質と技術力の高さ

エフエスケーの軸付砥石は、名だたる大手メーカーも認め、必要とするほど。

国内だけでなく世界からもオーダーが舞い込む事業は、ちょっとやそっとの事態では揺るがない安定感抜群のものです。

長年にわたり、業界シェアナンバーワンでいられ続けるのはなぜか？

人事を担当する経営企画本部の太田さんは、“標準品の豊富なバリエーション”、“大量のオーダーに即座に応えられる在庫の保有量”、そして、“製品の精度の高さ”だと話してくださいました。

「軸付砥石で肝心なのは、当たり前にフレがないこと。当社の砥石は、一切のフレなく真っ直ぐ回ります。素材を混合し、成形し、軸を取り付ける。すべての工程において、精度の高い製品を作り上げるノウハウが受け継がれてきました」

そうして語られるノウハウの中には、エンジニアの手作業もいくつも含まれています。軸付砥石製造において抑えるべきポイントはどこか。他社の追随を許さないエフエスケーの製品の裏には、変わらず伝えられてきた職人の技が隠されています。

とはいえ、きっとまだ、軸付砥石がどんなもので、どこで使われているか想像がつかない人もいるでしょう。世界が認めるものづくりに興味のある方は、ぜひ足を運んで自分の目で見てみてください。

自動化、機械化を推し進める挑戦もできる

職人の技や感覚を大切に受け継いでいく一方で、そのノウハウの一部を機械に移行していく流れもあります。効率的に作業を進めるための独自の機器の開発、ロボットアームを導入しての作業の自動化。これから入社する方々には、こうした製造現場の進化についても、アイデアを出し、形にしていくことが期待されています。

製造現場の改善に知恵を絞り、新しいものづくりの方法を実現する。中小企業だからこそ、そんな仕事にもチャレンジしやすい。あなたが生み出した技術で軸付砥石が作られ、世界中の製造現場を支えるなんて話も、夢ではないかもしれませんよ。