【名大社目線の企業レポ】名だたる大手からも必要とされる金属加工技術。イハラ鋼業の製品がどこで使われているかを要チェック!
ジモト企業を直に目にしてきた名大社の目線から、みなさんに知ってもらいたい企業の魅力を語ります。
就職活動までなかなか出会うチャンスがないけれど、すごい技術を持っている、名だたる大手から認められ、右肩上がりの成長を続けている。そんなジモト企業がたくさんあります。イハラ鋼業も、じっと覗くと、事業の安定感や技術力の高さに驚かされる企業のひとつになること間違いなし!
社会のあちこちから必要とされている複合金属加工の力をぜひ知ってください。
電気も高級家具も、イハラ鋼業の金属部品に支えられている!
「こんな金属部品がほしい」
お客様の一言から、イハラ鋼業の仕事は始まります。
図面だけ、あるいは、アイデアだけの状態から、金属素材をどう加工すれば、求められる製品が出来上がるか考える。考えて、実際に形にする。オーダーに柔軟に応えられる高い技術力が最大の強みです。多品種小ロット生産が基本。機械で次々に生み出すのが難しい、技術者の手を必要とする仕事も舞い込んできます。
プレス、レーザー加工、溶接、組み付けなど、対応できる加工の幅は実に広い。設立以来ばね製造を事業の主軸とし、60年の歴史の中でできることをどんどん広げていきました。今や、ばねが売上に占める比率は40%程度。決して収益が落ちたという話ではなく、時代の波に合わせて、事業の柱となる仕事を着々と育てているということです。
電気、水道などのインフラ関連の部品、誰もが知っている高級家具メーカーの椅子の部品など、製造しているものは多彩。新しい分野からの相談もあるといいます。
こうした状況に対して、社内の設備の充実にも注力しているところです。従来のツールと独自のノウハウは活かしつつ、新しい機器も積極的に導入していく。需要増に対して、しっかりと環境を整えています。
残業が少ない秘密は、多品種小ロット生産にあり?
「残業が嫌いな会社だから。2時間残業することはほぼない」
と庵原社長は語ります。休日出勤もほぼなし。
仕事以外のプライベートな時間も充実させられるのを、魅力に感じる人はきっと多いですよね。
そんな働き方ができるのも、実は多品種小ロット生産だからこそ。
大量生産であれば、必要な量を必要な時間に納品するため、夜勤も含め絶えず工場を回し続ける必要があります。けれど、小ロットであれば、納期に間に合うようにスケジュール調整がしやすい。急な案件が入ることはあれど、基本的にはダラダラと働くことはありません。事業や技術の強みが、働きやすい職場づくりにもつながっています。
誰もが心地よくものづくりと向き合える
職場づくりでもうひとつ特筆すべきは、女性も働きやすい環境を整えていること。トイレ、ロッカー、更衣室は、男女別々に設けています。中小規模の製造業というと、まだまだ理系の男性のイメージも強いかもしれません。ですが、イハラ鋼業の現場で活躍する女性社員は何人もいます。また、こうした性別への配慮だけでなく、新たに集塵機を設置するなど、社員の健康を配慮した改善も。誰もが安心してものづくりにトライできる企業です。性別や専門分野に関わらず、ご興味ある方は足を運んでみてはいかがでしょう。