プレス作業とは?
プレス加工について、皆さんはどの位知っていますか?
プレス加工とは塑性加工の一種で、材料を金属製の型に押し付けて成型する加工方法です。
材料の他に「金型」と「プレス加工機」が必要となりますが、短時間にたくさんの金属製品を加工することができます。
皆さんの日常生活に欠かせない、自動車、硬貨、スマホ、医療機器など、様々な製品を大量につくる生産方法として用いれられています。
プレス作業には、どんなイメージを持っていますか?
ところで皆さんは、プレス作業に対してどんなイメージをお持ちですか?ご家族やお爺ちゃんお婆ちゃんから、危ない作業だよ!と言われるかもしれません。
昔は確かに危険な時代もありました。取り扱うものは全て金属ですし、十分な安全装置を備えていない機械で作業をしていた時代のイメージを持っている方が多くいるのも事実です。
しかし、様々な安全装置や対策が取られる中で、今では特にプレス作業が危険という訳ではありません!正しく取り扱わないと危険であることは、一般的な機械を使用する作業と同じです。
実際のプレス作業は?
プレス作業というのは、皆さんが思っている以上に単純作業の繰り返しであるということです。材料をセットして、機械の起動スイッチを押して、製品を取り出して箱に入れる。この繰り返しです。
もちろん、目視検査や測定機による計測などを行う事もありますが、基本的には繰り返し作業になります。黙々と作業することが好きな人には向いていますが、単純作業が苦手な人には辛い時もあります。
しかし将来、様々な要職を目指して頂くためには、現場でのモノづくりを経験しておく必要が必ずあります。プレスに限らず、モノづくりの企業で働くつもりなら、現場のモノづくりは必ず経験してください!
失敗を恐れず、色々なことにチャレンジしてください!失敗も、必要な経験の一つです。でも、ケガだけはしないように気を付けてくださいね!