【代表の言葉】さらなる事業の成長の目指し、デザイン・企画の人材育成に力を入れていきます。
キング印刷紙工の水野剛英社長(※1)が、自社の特徴や今後の展望について語ります。印刷業を土台とした、多種多彩なパッケージ制作の事業について、さらに詳しく知ってください。
※1 名前の「英」は、本来は草冠が真ん中で割れた異体字。
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オリジナルパッケージ制作は、デザイン・企画を担当する人にとって、アイデアを出せる余地が広い、とても魅力的な仕事です。チラシ、パンフレットといった広告物のレイアウトや組版とは、一味違うやりがいを感じてもらえるのでは。とくに当社では、デザインから印刷や組み立てまで一貫して行えるため、デザインをして終わりではなく、ひとつのものが出来上がるまで、責任を持って関わることができます。ものづくりにどっぷりと関われるからこそ、愛着も自然と強くなる。そんな経験ができるのは、デザイン会社ではなく、印刷会社だからこそです。
学生のみなさんが当社を訪れると、ショールームに並ぶ制作事例を見て、キラキラと目を輝かせてくださいます。どんなパッケージ箱がつくれるのか、そのバリエーションの広さは、足を運んでもらえば分かるはず。「自分にもこんなものがつくれるかもしれない」とワクワクと想像が膨らんだなら、ぜひこの世界の扉を叩いてもらえたら嬉しいです。
キング印刷紙工は、長い歴史を通してパッケージ制作を事業の軸におくように、すべての工程を自社でできるノウハウを蓄積してきました。なかでも、CADを使って箱の設計ができる力は、簡単には真似できないもの。デザインや印刷、組み立ての部署と連携して、お客様の要望に迅速にお応えする力を持てているのは、これまでの先輩たちが築いてくださった財産です。大手、中小、同業界の様々な企業様と比較しても、秀でている点だと自信を持っています。
今後、自分たちからオリジナルパッケージを提案するなど、よりアグレッシブに事業を発展させていきたい。そのために今は、組織として人材育成に注力していきます。可児市やその周辺にお住まいでデザインや設計、企画の仕事がしたい人にとっても、ぴったりの職場でしょう。特段高いスキルは必要ありません。パッケージデザインや箱の設計のための知識と技術は、働きながら磨けば大丈夫です。自分から行動を起こせるフットワークの軽さを持ち、スピード感のある仕事ができる人ならなお、存分に力を発揮してもらえると思いますよ。