【若手の活躍】大好きだったバイクを仕事に。仕事を通じて自分の「興味」「好き」を育てていく
G-7ホールディングスの傘下であるG-7バイクワールドが展開する、バイク専門店「バイクワールド」の店舗業務に携わる宮本さん。就職活動中、卒業したらどんなふうに働いていきたいかを考えたときに、ずっと好きだったバイクが頭に浮かんだと言います。念願かなってバイクに関連する仕事に就き、休日や空いた時間には、バイクの免許を取るために教習所に通っているとのこと。そんな宮本さんに、仕事の面白さや「好き」を仕事にすることで得られたものについてお聞きしました。
―現在のお仕事について教えてください。
バイク用品をお買い求めになるお客さまの対応が主な仕事ですね。「バイクワールド」はヘルメットやウェア、バイクのパーツやオイルを扱う、バイク用品の専門店。当然お客さまはバイク好きの方たちばかりですね。
―バイク専門店にお勤めということは、宮本さんもバイクがお好きなのですか?
好きですね!当社に就職したきっかけも、大好きなバイクに関する仕事に就きたいと思っていたから。就職が決まってから原付きの免許を取って、休みの日には原付に乗って少し遠くまで出かけることもありますよ。今はバイクの免許取得をめざして教習所に通っているところです。将来的には大きなバイクも乗れるようになりたいですね。
―念願かなってバイクの仕事に就くことになって、感じたことなどありますか?
仕事を通じて、バイクについての知識がどんどん増えていくのが、とても楽しくてうれしいですね。バイク用品と一口に言っても、扱っている商品の種類はかなり多いですし、商品のことだけでなく、店舗業務についても覚えていかないといけませんから、入社してすぐの頃は大変でした。教えてもらったらメモを取って、メモを見てもわからないことがあったら相談してを繰り返して、たくさんのことを覚えていきました。先輩たちはみんな優しくて話やすい雰囲気の方ばかりなので、相談しやすいのもありがたいなって感じています。
―好きなことを仕事にするのって魅力的ですが、二の足を踏んでしまう人も少なくないですよね。
確かに、ネットとかでもよく「趣味を仕事にしないほうが良い」っていわれていますからね。仕事は楽しいだけのものじゃないですし、好きって気持ちを大事していくのなら「好き」と「仕事」は一緒くたにしないほうが良いって考え方は一理あると思っています。僕自身、好きなこと・趣味を仕事に結びつけて良いのかなと迷ったりもしました。でもやっぱり、「好きなことを仕事にしたい」って気持ちには嘘がつけなかったんです。
実際に働き始めてみると、むしろ前以上にバイクのことが好きになりました。毎日が勉強の連続ですし、勉強を通じて知識が増えていくのが本当に楽しくて。改めて「自分の気持ちに嘘をつかなくて良かった」って思いますね。
―宮本さんが感じる、仕事のやりがいとは何ですか?
やっぱり、お客さまの「ありがとう」が一番の原動力になりますね。その場で言われることもありますし、前回の来店からしばらく経ってからまた来店されて「あのときはありがとう」なんて言ってもらえると、本当にうれしくてたまらないです。
あと、専門店ということもあって、お客さまも当然バイク好きな方々ですし、お客さまと店員ではあるのですが、同じバイク好きとして話ができるのは楽しいです。バイクに関する買い物は基本的に当店で、とされるお客さまも多く、何度も来店するリピーターさんも珍しくありません。中には、世間話をすることも。もしかしたら、接客業の中でもお客さまとの距離が近いのが特徴かもしれません。
―仕事をする上で心がけていることはありますか?
曖昧な返答はしないことでしょうか。例えばお客さまから「この年式のバイクにはこのパーツはつけられるか」と聞かれた際、適合についてその場ですぐにお答えできなければ、先輩に相談したり自分でも調べてみたりするようにしています。何かあってしまったら、事故を招いてしまいますからね。命に関わるような事態にならないよう、「だろう」で答えないよう気をつけています。それと、お客さまの相談事に何でもすぐに返答できるように、空いた時間には勉強をして知識を蓄えています。
―これからの目標をお聞かせください。
1年を振り返って、できることやわかることが増えてきたのがうれしい反面、まだまだ知らないことはたくさんあるとも感じています。まずは、先輩たちと肩を並べられるくらいの経験を積んでいきたいですね。それと、ひとりでも多くのお客さまに、僕の名前を覚えてもらえるようになりたいです。バイクが好きって思っている人に、頼ってもらえるようになったら、またどんどんやる気が湧いてきて、バイクのことをもっと知ることができると思うんです。仕事を通じて、自分の中の「好き」を育てながら、一歩ずつ成長していきたいですね。