【若手の活躍】詰め方、見せ方、加工の仕方。奥深い精肉の世界で一人前を目指して。
G-7ホールディングスの先輩社員へのインタビュー。この記事では、2022年入社の寺澤嘉城さんをご紹介します。ミートテラバヤシに配属され、今まさに知識や技術を身につけている真っ最中!さまざまな事業を営むG-7ホールディングス内で、お肉のエキスパート目指す仕事のリアルをのぞいてみてください。
―寺澤さんの入社動機を教えてください。
自分なりに人の役に立てる仕事がしたいと考え、就職活動では幅広い業界に目を向けました。G-7ホールディングスのミートテラバヤシの業務を知り、たくさんのお客様が毎日お買い求めになる精肉を扱う仕事は、私の考える“人のためになれる仕事”のイメージに合致していました。さらに、バックヤードでの加工が中心となる業務も自分の性格に合っている気がしたんです。そもそも肉が好きなので、私にぴったりの仕事だと思っています。
それから、勤務時間も希望に合うものでした。どちらかといえば朝型なので、土日は6時出勤もあるものの、夜勤がない働き方に魅力を感じました。
―入社1年目はどんな仕事をしてきたのでしょう?
牛、豚、鳥と部位も量も異なるたくさんの商品が店舗に並んでいます。最初は、商品の種類とそれぞれにどのトレイを使用するかを覚え、肉を詰める作業を担当しました。見栄えの良い商品になるように詰め方を工夫するのが肝心です。美味しそうな部位がラベルで隠れてしまわないように、肉と肉の隙間をつくるなどボリューム感をそこなわないように。先輩たちから上手な詰め方、盛り方を教わって、徐々にコツが分かるようになりました。一日に何十キロもの肉を並べるので、入社当初はこの作業だけで大忙しでした。
夏頃から牛と豚の成形を徐々に練習し、年末年始あたりからスライサーを使った商品づくりも担当するようになりました。塊の状態で仕入れた肉から、血管などの商品にならない部分を取り除き、キレイなブロックにしたり、コマ肉などにしたり。肉の成形は想像以上に難しいものでした。包丁の入れ方ひとつで商品が左右されます。肉の種類によって取り除くべき箇所が違うので、きちんと見極めなければいけません。今は、店長や先輩のやり方を見ながら、教わっています。同じ肉でも人によって手順が少しずつ違い、それぞれが自分に合ったノウハウを身につけています。いろいろな人に学び、自分はどんなやり方がいいかを模索しているところです。
―仕事のやりがいや面白さを感じるのはどんな時ですか?
シンプルに商品をしっかり売り切った日は、大きな達成感を味わえます。土日は平日よりもたくさんの商品を出すので、それがどんどん減っていくのが嬉しいですね。お客様の反応は商品のちょっとした違いで変わります。量が多すぎる、見栄え良く詰められていないなど、原因は必ずあります。商品が残ってしまった時には、売れ筋を見極め、お客様の声にも耳を傾け、ニーズを掴んだ売り場づくりをしなくてはいけません。先輩たちからアドバイスをもらいながら、日々試行錯誤しています。
―働きやすさを感じる点など、職場の魅力を教えてください。
一緒に働く人たちの雰囲気の良さです。みなさん、肉の扱いについて豊富な経験値を持っています。分からないことを質問するとなんでもすぐに答えてもらえて。いつも流石だなと思っています。学生時代まで大きな肉の塊に触れる機会はなく、知識も技術もゼロで入社しましたが、業務を通してしっかりと学べる環境なので安心して働けていますよ。
―今の目標はなんですか?
まずは成形の技術をもっと磨きます。そして、仕入れや値付けなど数字に関わる仕事もはやく担当してみたいです。売上に直結する大切な仕事を任せられ、もっと店舗に貢献できる存在になれるよう経験を積んでいきます。