【名大社目線の企業レポ】工場内にある実験室のような部屋...ここで働くのはどんな人?
ジモト企業を直に目にしてきた名大社の目線から、みなさんに知ってもらいたい企業の魅力を語ります。
サーテックカリヤは、刈谷市に根ざし、長年の歴史と実績を積み上げてきました。「愛知ブランド」にも認定され、めっき、表面処理の技術によって、自動車業界をはじめ数多くのお客様のものづくりに貢献してきました。そんなサーテックカリヤの職場の魅力や未来へのビジョンについて、もう少し深掘りしてみます。
文系理系関係なく、誰もがめっきのスペシャリストになれる
みなさんは、めっきのことをどのくらい知っていますか?
めっき処理が施されたものは、きっとすぐ身近にもあります。けれど、表面が金銀にキラキラと輝くイメージくらいしかイメージが湧かない人も多いのでは。
そういう人ほど、ぜひ就職活動の機会に、ジモトのスゴ腕企業であるサーテックカリヤの仕事をのぞいてみてください。自動車など、金属を使った製品を作り上げる上で、めっき、表面処理の働く役割はたくさんあります。私たちがものを長く、安心して使える裏側には、切ったり、削ったり、組み立てたりだけではない、必要不可欠な仕事があることを知ってもらいたいです。幅広い素材と手法を扱えるサーテックカリヤだからこそ、この世界の奥深さにしっかりと触れられると思いますよ。
そして、もし興味を持ったなら、理系だけでなく文系の人も、めっき、表面処理の知識と技術を一から習得できる環境です。この記事のトップ画像に写っている実験室のような場所は、工場の一角にある分析センター。管理間接部門の職場のひとつであり、同社の品質管理や環境に配慮した事業展開において、大切な業務を行う場所です。あきらかに理系の職場という雰囲気ですが、現在ここで働く人の多くは実は文系出身だそうです。「畑違いだ」と勝手に決めつけず一歩踏み込んでみると、新しい将来の可能性が見つかるかもしれません。
EV化の波も乗り越えていける地力の強さ
これから自動車業界への就職を考える上で、EV(電気自動車)の影響を心配する人もいるでしょう。事業の方向を転換する企業もある中、サーテックカリヤの技術はEV化にも応じられるものだといいます。めっき、表面処理は、EVにも必要な工程。さらに、特定の部品、素材、形にしばられることなく、お客様のニーズに応じた処理方法を提案できるのが同社の強みです。70年を超える歴史を振り返ると、時代の要請に合わせた舵取りもしてきました。これから先も、柔軟な姿勢で自社の技術を活かし、発展させていくビジョンを描いているようです。