【私たちの仕事】文系出身でも、安心して生産技術職のノウハウを身につけられる職場です。
サーテックカリヤで活躍する先輩へのインタビュー。この記事では、2022年入社、生産技術職の杉山直輝さんをご紹介します。法学部出身ながら、ものづくりの世界に飛び込み、自身の希望した生産技術職で経験を積んでいる杉山さん。入社から数年の業務内容、仕事の覚え方、やりがいなどをお聞きしました。
―杉山さんの入社動機は?
大学では法学部に所属していましたが、就職したら新しいことに挑戦したいと考えていました。父や兄が車関係の仕事をしていて、自動車業界はもともと身近に感じていたんです。いくつかの企業と出会う中で、サーテックカリヤの専門性の高さに惹かれました。
めっきや表面処理の知識はほとんどなかったものの、話を聞けば車をつくる上で欠かせない技術だと分かります。めっきによってさびや腐食を防ぎ、長く安心して使える製品を生み出せる。自分もこの分野に関わってみたいと思えました。
―今のお仕事内容は?
私が担当しているのは、製造ラインで使う薬品の小分けと運搬です。製品ごとに必要とする薬品の種類や量が異なり、それらを混合して適切な濃度の薬液をつくります。生産技術の先輩が作成した指示書通りに薬品を準備して、各ラインに届ける。当社にはいくつもの工場があり、製品の種類もさまざまです。補給はほぼ毎日必要なので、きちんと薬品を届けなければ生産をストップさせてしまいます。もしも種類や量を間違えれば、製品の品質にも関わり、事故につながる場合も。常に正確な仕事を心がけています。
―仕事はどのように覚えましたか?
最初は、先輩がつきっきりでやり方を教えてくれました。半年ほどでひとりで業務を担当できるようになり、3年もやれば薬品について聞かれてもすぐに答えられる程度の知識は身に付きます。
―やりがいや面白さを感じるのはどんな時ですか?
その日の仕事を、トラブルなくスムーズに終えられると達成感を得られますね。間違いは許されない責任ある仕事だからこそ、日々のやりがいも大きいです。
―今後の目標は?
生産技術職の先輩は、試作品製造の案件を担当しています。量産へとつなげるために、薬品の種類と量を決めて、適切な製造方法を検討する仕事です。これまで身につけてきた薬品の関する知識などを活かして、こうした自分で考えて、ものづくりをカタチにしていく仕事がしたいと思っています。
―最後に、職場の魅力を教えてください。
重いものを運んでいると、部署や職種に関わらず、周りの人がスッと手伝ってくれます。生産技術の先輩たちも、私の様子を気にかけて、困っているとすぐに声をかけてもらえる。さらに、エレベーターなどで「最近どう?」なんて気さくに話しかけられるのも日常的なこと。仲間との距離を縮めやすい雰囲気は、当社の大きな魅力です。