【名大社目線の企業レポ】大手企業から信頼される技術力でさらに事業領域を拡大中。
ジモト企業を直に目にしてきた名大社の目線から、みなさんに知ってもらいたい企業の魅力を語ります。
槌屋スクリーンの事業の核をなす「スクリーン印刷」。言葉だけ聞いても、パッとイメージが湧かない就活生もいるでしょう。けれど、そんな今まで出会う機会のなかったものへの理解を深め、新しい扉を開けるのが就職活動の醍醐味のひとつ。スクリーン印刷は、自動車や家電など、みなさんの身近なものにもたくさん使われています。そして、槌屋スクリーンの技術は、数々の自動車部品に使われてきた実績があり、今後さらにその領域を広げようともしているところ。スクリーン印刷とプレス加工を組み合わせた技術のすごさ、将来性を知った上で、ぜひ一度足を運んでみてください。
これからも必要とされ続ける槌屋スクリーンの技術
1987年に設立し、40周年も近づく槌屋スクリーン。歴史と実績ある槌屋グループの一角を担い、高品質なスクリーン印刷とプレス加工の技術で大手自動車メーカーからも厚い信頼を受けています。自動車の顔となるエンブレム。ハイブリッド車のバッテリー用フィルム。自動車内部の液晶パネル。多種多様な内装、外装部品に用いられる同社の技術は、幅広く、奥深いもの。文字や柄を印刷するだけでなく、例えばパネルには太陽光の反射具合を調整するなど、見やすさや安全性も求められます。どんな技術があり、どの部品に使われているのか。主だったものは、自社サイトでも紹介されているので、目を通してみてはどうでしょう。なかなか知ることのない世界に興味が湧くとともに、実績の多さからその技術力への需要の高さが垣間見えます。
自動車業界の話をすると、電動化による市場の変化も気になるポイントでは。エンジン車からの移行に際して、内装、外装部品を扱う同社には大きな影響はないものと考えられます。事業の安定感も魅力のひとつです。
一方で、既存の事業に留まらず、新たな事業の柱をつくることにも力を入れているといいます。数年前、お客様のニーズをもとに自社製品を開発する新たな部署を設けました。さらに、自動車だけでなく家電業界、医療業界への進出も目論んでいるそうです。新たな製品の開発、他分野への活用といった可能性を秘めている同社の技術。社内では、製造工程の自動化も進み、プログラミングなど情報系の知識を活かせる場面も増えているそうです。業界内でも特色ある技術と事業に興味を持たれたあなた、次世代の槌屋スクリーンを担う若い力になってはいかがでしょうか。