社長が語るIMAZの仕事〜現場職〜
株式会社IMAZでは、どんな仕事ができるのか。各募集職種について社長や先輩からご紹介いただきます。仕事内容、やりがいに加え、職場の魅力などについても聞きました。この記事では、現場職について今津直樹 代表取締役にお話いただきます。
―現場職の仕事内容は?
現場職は、ご依頼をいただいた現場へ赴いて、清掃、調査、メンテナンスなどの作業にあたる職種です。作業用の車両は必須なので、それぞれの案件に毎朝車両を割り当てて乗っていってもらいます。一度に一緒に動く人数は案件の規模にもより、下水道のように大掛かりな案件では10人ほどになることも。家庭内の作業であれば2人でできる場合もあります。
現場では、基本は最初に強力吸引車で汚れなどを吸い取ります。続けて高圧の洗浄機でキレイに洗い流す。その後、下水道なら管の中にカメラ車を入れて調査をおこないます。劣化しているところ、破損しているところはないか。撮影してきた画像のデータを整理してくれる社員もいますよ。修復や補修が必要な箇所があれば、契約内容にもよりますが、一連の流れで補修用の部材を入れて管の強度を高めます。こうして、設備の寿命が伸びるようにするんです。
―ラジコンを使って調査するんですか!?
そうです。下水道の工事というと、地面を掘り起こして問題のある部分を取り替えてという、土木系の作業を思い浮かべるかもしれませんね。でも、今はそこまでしなくても補修ができます。人間の体で、カメラを飲んで悪いところ探し、カテーテル治療などでお腹を切らなくても治せる方法がありますよね。あれに近いイメージです。
ツールはどんどん進化しています。例えば、カメラ車であれば、以前は発電機を持ち込み、ケーブルで電源を取りながら使用していました。今では、バッテリー式のコードレスのものとなり、ネット通信によってかなりの遠隔操作ができるものも登場しています。今後は、現場へ足を運ばなくても、事務所からカメラ車を操作することもできるかもしれません。みなさんが想像するよりも効率化された作業が増えています。ぜひ一度、リアルな現場を目にしてもらいたいです。
―必要な知識や技術はどのように身につけるのでしょうか?
当社の経験豊富な先輩が、ひとつずつ教えますので安心してください。吸引の仕方でも、扱う設備やトラブルの状況でやり方が異なります。個々人のスタイルにちょっとずつ違いはありますが基本は同じ。基本を覚えた上で、上手な先輩のやり方を真似てもらえたら腕がどんどん上がると思います。
強力吸引車や高圧洗浄車など特殊な車両も扱いますが、操作は決して難しくありません。機器類は進化し続けていますので、手順さえ覚えれば誰にでも扱えるものですよ。
―現場職のキャリアステップは?
私たちの仕事は、同様の案件であっても、まったく同じ現場で同じ内容ということはありません。その時々で、臨機応変に機材を選び、適切なセッティングをして、臨機応変に進めていく。決まったマニュアルがあるわけではなく、担当者は知恵を絞って場を滞りなく回さなくてはいけません。実践を積むうちに、できる仕事の幅が広がります。ゆくゆくは、現場職のメンバーを取りまとめる管理職を任せられるようになるのが、当社におけるキャリアステップです。お客様と具体的な作業方法について打ち合わせし、担当者に詳細を伝える。あるいは、当社が保有する車両の管理を担う。現場のエキスパートとして腕を磨くとともに、将来の組織をリードするポジションを目指してください。
―現場職のやりがいや魅力を教えてください。
ものすごく汚れていたところが自分たちの手で見違えた姿になる。その瞬間に心底感動しますし、いつでも達成感を感じられます。
公共の下水道、一般家庭、飲食店、どこにいっても「ありがとう」と感謝の声をいただける。キレイになったこと、気持ちよく使えること、トラブルが解決したこと。この人のお役に立てたと強く実感できて嬉しくなりますね。喜んでいただける姿を目にして働ける、ありがたい仕事です。若手、ベテラン問わず、先輩たちにやりがいを聞くと、みんなこう口を揃えます。一度経験してみると、この気持ちはやみつきになるはずです。